肉体を持たない精神的存在の種族。イス人とも。

太古の地球に飛来して、一時は地球を支配していた。

時間を完全に支配しているとされ、現代の地球人と精神の交換を行うことで現代の研究を行うとされる。

彼らは言わば精神寄生体と同等の存在であり、肉体(=記憶)に対する関心が高い。それは彼らにとって無いものであるからなのかもしれない。あるいは肉体との関係を築くことによる魂の発生もまた彼らにとっての興味の対象である。

しかし、ある時から先の時代でその魂の発生が観測できなくなってしまった。これは精神寄生体が絶滅したためであるのだが、複雑に捩れた歴史の完全な記録と理解に”現在”のイス人の興味は集中している。彼らは常にこの事象に関して最も注目すべき場所に登場する。

また、ダオロスに対して一定の敬意を払っている。それは畏怖というよりも、時間を支配した自分達にとっての先駆者としてという表現の方が近い。

イスにとっての時間

結論から先に述べると、イスが支配した時間と、人間が時間だと思いこんでいるものは全く別物である。その意味でイス人にとっては人間の歴史(時間)が貴重であり、興味の対象になっている。

イス人にとっては