作者: kamiki @k4mik1

1. KP向け情報

<aside> ❗ シナリオ情報

これはクトゥルフ神話TRPG六版シナリオ『不自由落下』のもう一つの形。

特定のNPCの考え方、行動が少しずつ変わっていることで発生する事件に類似はあるものの、迎える結末やその過程には大きな違いがある。『不自由落下』既プレイ者にとっても違う展開が楽しめることを意識した。

明確に違うのは、このシナリオ単体で解決しないキャンペーンであることだ。

また、今回のシナリオの概略については

概略

に別ページとしてまとめている。これは今後のシナリオのネタバレも含むため、クリア後にもPLへ共有しないよう注意する。

</aside>

<aside> ⚠️ 大量のハンドアウトについて

本シナリオには大量のハンドアウトが存在する。共通のハンドアウト、職業技能を決める選択ハンドアウト、PL間で中身が共有されない秘匿ハンドアウトだ。

この大量にハンドアウトがあるということは実はシナリオ的に重大な意味を持つ。

年表を参照すると分かるが、実は初日段階ではまだ『story terror』が終了していない。つまり、まだこの世界の物語は制御されており、劇的になるよう支配されている。それによって各キャラクターには設定(ハンドアウト)が付与されているのだ。

つまり、このシナリオは“語り手“がいなくなった後にどのようにして終わっていくのかを一気通貫で眺めることができる(故に詳細が分からない)シナリオだといえる。

</aside>

<aside> ❗ 登場神格

<aside> ❕ サプリメント

2. プリプレイ

[un-falling, freely] プリプレイ のリンクを PL に渡す。

また、秘匿ハンドアウトについてはPLが選択した時点で個別に渡しておく。

[un-falling, freely] 疑惑

[un-falling, freely] 困惑

[un-falling, freely] 当惑

<aside> ❗ 秘匿ハンドアウトについての補足  この秘匿ハンドアウトは肉体と精神の乖離を伝える物語である。  その肉体は『story terror』にて生み出されたものをベースにしたものである。その肉体にこの物語を与えたことでPLという意識を呼び込んだのがこのシナリオの根幹に関わる真相である。  それは僅かな生き残りである精神寄生体(プレイヤー)を呼び出す儀式だったとも言えるだろう。  だからこそこの物語(秘匿ハンドアウト)は敢えて本来は知らない記憶を知っているかのように書かれている。

公開ハンドアウトがニャルラトホテプの生み出した悲劇の種であり、選択ハンドアウトは招来されたプレイヤーがキャラクター作成時に生み出した(選んだ)フレーバーであり、秘匿ハンドアウトが綿貫伊澄(と単衣円)により付与されたミームの残りかすである。

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3. 導入